現場の裏側ブログ

親子で楽しく暮らすための二世帯住宅。しかしふたつの別々の家族が一つ屋根の下で生活するわけですから、生活音がトラブルのもとになってしまいがちです。

 

二世帯住宅で双方の家族が快適に生活していくためには、どのような点に注意が必要なのでしょうか。

 

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よくある音の問題

足音

2階の床を踏みしめて歩く音、とくに小さなお子さまはついつい家の中でも元気に走り回ってしまいがち。

一般的な住宅では、2階の床と1階の天井部分が楽器の「太鼓」のような構造になっているので、上階の音がとても響きやすくなります。

 

水回りの音

生活スタイルが違えば、食事やお風呂時間なども当然異なってきますよね。

深夜や早朝のシャワーの音・キッチンの排水の音などは静まり返った中では特によく響きます。

ご両親が夜中に何度もトイレに行く音などが気になる、というケースもあるようです。

 

ドアの開閉音

ドアの開け閉めのバタンという音や、引き戸のガラガラという音は、二世帯住宅でなくとも気になるものですよね。

生活の「くせ」でドアの開け閉めの音が大きい、勢いよく閉めてしまうという方も多いので、意識して気を付けなくてはいけません。

 

ささいな生活音

「1階の両親のTVの音が大きすぎて、赤ちゃんがお昼寝できない」「電話している声が聞こえてきて気になる」「階段を上る音が響いてうるさい」

など、二世帯住宅での音の問題は多岐にわたります。

 

 

音がトラブルの元凶に

二世帯住宅を建てる・リフォームするとなった時、音の問題は大丈夫かな…?という心配は必ず頭をよぎることでしょう。

しかし「親子なんだからそこまで気を遣う必要はないだろう」「かわいい孫なんだから、走り回る音や鳴き声くらい気にならないだろう」と楽観的に考えてしまうケースも非常に多く、いざ二世帯同居を初めて見ると音の問題に悩まされる…というケースが多いのが現状です。

 

夜遅く帰ってくる子世帯の生活音が気になる、孫の騒ぐ声がさすがに毎日続くと煩わしくなる、階下の両親への音の影響に気を使い続けてストレスが溜まるなどの悩みが家族間のトラブルの元となり、最悪二世帯同居の解消につながってしまうケースも。

 

親子といえども別家族。「親しい中にも礼儀あり」という言葉があるように、同じ家で生活していくうえで相手の家族に最低限の配慮をしていく必要がありますよね。

ささいな音といえども、毎日毎日一つ屋根の下ではどうしても気になってしまうものです。

 

お互いがいつまでも仲良く、安心して生活していくためにはどのような音の配慮が必要になってくるのでしょうか。

 

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間取りの工夫

例えば、1階の両親の寝室の上にお風呂や洗面所などがあると、配管をつたう排水の音などが響いてしまい、ゆっくり眠れなくなる可能性が考えられます。寝室に面した階段なども同様です。

 

逆に1階のリビングの上に子世帯の寝室があったりすると、朝早い両親の話し声やTVの音が気になり眠れない、赤ちゃんのお昼寝の妨げになるといった問題が発生してしまうでしょう。

 

お風呂の上にはお風呂・リビングの上にはリビングなど上下の配置をそろえておくなどどいった工夫で、音の問題はある程度防ぐことが可能になります。

 

 

防音・遮音工事

二世帯住宅を建てる・リフォームするなら絶対におすすめしたいのが防音・遮音工事です。

 

間取りの工夫で生活音の問題を軽減することはできますが、それでも騒音がゼロになるわけではありません。毎日だからこそ小さな音が気になってしまうというもの。

一緒に暮らしてみて初めて、生活音が気になってしまうということもありますよね。

世代も生活スタイルもまったく違う2つの家族が気持ちよく暮らしていく環境を整えるための環境工事として、防音・遮音工事を検討いただきたいのです。

 

この工事は家庭内での音トラブルをなくすだけでなく、外からの音も遮断することができます。

閑静な住宅街ならではのご近所の生活音・ペットの鳴き声・公園で遊ぶ子供の声や、幹線道路・線路の近くにお住まいの場合の外部騒音は50db~60dbにもなります。

環境改善工事をすれば、50db以上もの防音効果を得ることが可能ですので、騒音の悩みとは無縁の快適な生活を送れるようになるでしょう。

 

また、断熱性能も格段にUPしますので、1年を通して冷暖房費を節約できてとても経済的。心身ともにストレスフリーな生活を作り出すのが、環境工事改善なのです。

 

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ちょっとした配慮も大切!

防音対策をバッチリしたら、お互いの思いやりも大切。小さなお子さんには「おじいちゃんたちが休んでるから、静かにしようね」と気遣いの心を教えるいい機会にもなりますね。音の出る家事の時間に気を付ける、夜遅くはTVのボリュームを抑えるなど、ちょっとした配慮で音のトラブルは防げるでしょう。

 

必要以上に神経質になることはありませんが、「ドアを閉める音、もう少し気を付けてくれると助かるな」など、気になったら素直に伝えることも時には必要です。親子だからこそ、遠慮せずなんでも言える関係性を築いていきたいですね。

 

核家族化が進む現代、親子2世代が一緒に暮らすというのはとても素敵なことだと思いませんか?ふたつの家族がいつまでも仲良く快適に暮らしていくためにも、環境改善のための工事をぜひご検討ください。