現場の裏側ブログ

のどかな住宅街、時折風に乗って聞こえてくるピアノの音。

 

ピアノの練習をしているのか。これ、懐かしい曲だな。

あのお宅のお子さん、だんだんピアノが上手になってきたなぁ。

 

暮らしの中に響くピアノの音はふっと心を和ませてくれ、つたないピアノが奏でる音楽はとても微笑ましいものです。心を豊かにしてくれる美しいピアノの音色をいつまでも身近に楽しめるよう、騒音対策は十分に行っていきたいものです。

 

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ピアノと騒音トラブル

残念なことに、「気になるご近所の騒音」の聞き取りを行ったあるアンケートでは、ピアノなどの楽器の音がベスト10にランクインしています。

 

実際にピアノを含む楽器の演奏音はご近所同士の騒音トラブルに発展することも多く、賃貸住宅やマンションでは楽器の演奏を規約で禁止しているところもあります。

 

今から40年近く前にはピアノの音が元になった騒音トラブルが悲しい事件の引き金となったこともあり、世間を騒がせました。

 

人々の心にうるおいをもたらしてくれるはずのピアノも、環境によっては騒音になります。お子さまにピアノを習わせたい・ピアノの演奏を楽しみたい・自宅でピアノ教室を開きたい・・・住宅街ではそれは贅沢な願いなのでしょうか。

 

 

ピアノと防音

一般の住宅とは異なり、学校の音楽室やピアノ教室・音楽スタジオでは思いっきりピアノの演奏を楽しむことができます。室外に漏れる音はごくわずかで、ほとんどの人が気にならないレベルであると言えるでしょう。それはどうしてなのでしょうか。

 

ピアノの演奏を目的としたそれらのスペースは専門的な防音施工が行われており、「防音室」であることがほとんどです。

 

壁や天井・床・入口のドアなど専用の防音効果を持ったものが使用されており、室外に漏れる音はほんのわずかで、かつ室内の反響もピアノ本来の音が耳に入り、演奏の質が劣化することはありません。

 

これだけの設備があれば騒音トラブルを気にすることなく、存分にいつでもピアノの演奏が可能になります。しかし、専用の施設レベルに本格的な防音ルームとなると施工は大掛かりなものになりますし、施工の費用も莫大なものとなるため、一般の家庭でこれほどの防音ルームを備えるのはほぼ不可能です。

 

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家庭用の防音室

これまでも家庭用の防音ルームはあり、ボックスタイプのものが多く部屋に設置するだけなので数時間で簡単に導入できるというメリットがあります。

 

しかしとても狭く、窮屈に感じることやしっかりとした防音効果を求める場合は大手メーカーのもので非常に高価であることなどから、導入をあきらめる方も多くいらっしゃいました。

 

 

まるで普通のお部屋のような防音室を

ボックスタイプ以外にも防音ルームとして施工することももちろん可能でしたが、室内が狭くなったり圧迫感があったり、デザイン性の低さ・反響する音色の劣化や思うような防音効果が得られないなどさまざまなデメリットがありました。

 

普通の部屋と変わらない快適さとデザイン性で、防音効果や反響する音の質の高い防音ルームとなるよう、調査を重ね専門施設の防音ルームと遜色ない家庭用の防音ルームをつくり上げることができるのが、クリエートの「お部屋まるごと防音室」です。

 

大手メーカーよりもコストを大幅に削減し、防音効果もありながら住まいのタイプに合わせたデザインをお選びいただいています。

 

一般的なピアノの練習ルームはもちろんのこと、ピアノ教室として・小さな発表会やミニコンサートができるスペースへ生まれ変わり、住宅街でも心置きなくピアノを楽しむことが可能になりました。

 

施工事例はこちら

 

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防音室成功のカギ

クリエートの「お部屋まるごと防音室」はお客様のオーダーに沿って施工が可能ですが、より満足できる防音室をつくるために、以下のことを明確にしておいていただきたいと思います。

 

・どのようなデザインの防音室にしたいのか

・防音室の目的

・求める防音のレベル

・希望の予算

 

例えば演奏ルームに窓が欲しい場合は、防音効果の高い2重サッシや防音ガラス・遮音カーテンの導入なども必要となりますし、求める防音のレベル「どのくらいの音をどれくらい防音したいのか」によって、使用する内装の素材も異なってきます。

 

特に防音効果・遮音効果は完成してからの修正は極めて困難です。防音室のコンセプトを明確にしてから施工をスタートさせることが成功の大きなカギとなります。

 

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まとめ

防音室を施工してからも、住宅街における「ピアノ演奏のマナー」を守ることもとても大切。住宅街では20時~21時以降は演奏をしないことを意識している方が多いようです。

 

ピアノを始めること・日常的に演奏することをご近所さんへ声をかけておく・どうしても夜遅くに練習しなければならない場合にはサイレンス機能をONにする・ヘッドフォンを付けるなどの配慮を欠かさないようにしましょう。

 

防音環境づくりとすこしの心掛けで、ピアノの音色は何倍も素晴らしいものになることでしょう。