現場の裏側ブログ

2018年9月20日|記事一覧

郊外の閑静な住宅街。最近とても人気がありますよね。

 

都会の喧騒を離れ、静かで環境のよい郊外にはベッドタウンが次々とでき、マンションなどの建設も進んでいます。街並みも新しく、どんどんと発展していく郊外の住宅地に念願のマイホームを構える人が年々増えています。

 

郊外に建設されることの多いものには住宅街の他にもうひとつ、広大な敷地を必要とする空港があります。

 

日本を訪れる外国人観光客も増え、東京オリンピックに向け今後はますます増便が予想されます。そんな飛行機の騒音に悩まされている、これからが心配という方も多いのではないでしょうか。

 

pexels-photo-981901

 

飛行ルートに見る騒音
日本の玄関口のひとつ、羽田空港を例にとってみましょう。

 

オリンピックに向け、国は羽田空港への新しい飛行ルートを計画しているそう。都心の真上を飛行機が飛ぶことになるようです。

 

都心、大井町付近を飛行するルートでは高度300メートルが予定されています。高度300メートルと言われてもなかなかピンと来ませんが、東京タワーが333メートル。その東京タワーよりも低いところを飛行すると考えると、すこし心配になってきますよね。

 

大井町駅付近をジェット機が飛行する場合、約80dbもの騒音が発生すると予測されています。これは交通量の多い幹線道路・地下鉄の車内で窓を開けた時・稼働中の機械工場の音に相当する音とされていますので、相当なもの。

 

なにも飛行するのは東京の都心の上だけではありません。青山・代官山・白金など閑静なベッドタウンとして知られる住宅街の上も例外ではありません。

 

そして近年はタワーマンションの建設ラッシュ。高層階の場合は30階付近で地上高は約90メートル。それだけ飛行機に近くなり、騒音も大きくなることは容易に想像できます。

 

takeoff-1833874_640

 

住宅街と航空機騒音
大阪の伊丹空港の飛行ルートでは、実際に低空でジェット機が飛行しており、すでに騒音問題に悩まされている住宅街があります。新大阪駅からほど近いとある住宅地では高度300メートルで大型の航空機が飛行しており、住民は騒音に悩まされる毎日を送っています。

 

愛知県内でも、とくに県営名古屋空港(小牧空港)を利用するとわかりますが、住宅街のスレスレを飛行しているような感覚になりますよね。

 

小牧市が定期的に計測している小牧空港の航空機騒音は、「航空機による70dbを超える騒音(飛行音・地上騒音)が5秒を超えた」回数が年間25,000回近くにも。

 

70dbといえばにぎやかな繁華街やすぐ近くで掃除機をかけているくらいの「かなりうるさい」とされるレベル。それが毎日、1日に70回ほど観測されているわけですから、住民にとってはかなり深刻な問題です。

 

 

飛行機だけではない、空の騒音
空の騒音はなにも飛行ルートの真下や空港周辺の住宅街にかぎったことではありません。警察・消防・報道・自衛隊・そしてドクターヘリ。そう、ヘリコプターです。

 

飛行機よりもはるかに低い位置を飛行しますし、プロペラの音はかなり響きます。緊急性の高いときに使用されることも多いので、早朝や深夜に飛ぶこともあります。

 

事件や事故・急患搬送や人命救助のためなどに使用されることの多いヘリコプターですから、なかなか苦情や不満を訴えることができず悩んでいる方も多いと言われています。

 

0b2533d782fe94eb1aac29b4161057ec_s-min

 

空の騒音が及ぼす影響
毎日毎日起こる航空機騒音。その音の大きさから我慢できるレベルを超えてしまうことが多いです。365日このような騒音にさらされている住環境はよい環境であるとは言えないですよね。

 

早朝から飛行する飛行機でゆっくり眠れない・うるさくて窓を開けられないのでエアコン代がかさむ・赤ちゃんのお昼寝ができない・・・悩みは尽きません。
そんな環境で長年生活し続けるというのはストレスとなり、健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。

 

騒音問題はそれだけではなく、「騒音のひどい、暮らしにくいところ」と不動産価値が下がってしまうこともあるといいます。

 

騒音・振動・悪臭の発生する施設や危険物を取り扱う施設・墓地や刑務所などの「嫌悪施設」の近くは資産価値が下がってしまうことはよく知られていますよね。この「嫌悪施設」に明確な基準はありませんが、航空機のゴウゴウという騒音が毎日響き渡る場所に立つ家というのはあまり住みたくないと考える人が大半なのが当然。

 

とくに高層階のマンションは地上から100メートル近くも高い場合が多く、それだけ騒音問題も深刻。不動産価値が下がってしまことも考えられます。

 

人の生活にとっても、不動産のためにも、騒音にはしっかりと向き合っていく必要があります。

 

1f523bce49622b06e7fa514f85701c8a_s-min

 

空との共存のために
空が便利になるということは、わたしたちの生活もそれだけ豊かになり、潤っていくということ。わたしたちが生活を営むうえで空の恩恵を受けない、というのはもはや考えられないでしょう。

 

だからといって空の騒音を我慢して暮らしていくべき、ということはありません。

 

ご家族が快適に暮らしていく環境を守っていくのは自分自身です。マイホームをより暮らしやすくするリフォームの項目のひとつに「防音・遮音施工」を組み込んで、どんな環境でも快適に暮らし続けていける住まいを手に入れていただきたいと考えます。

 

防音・遮音施工の実績豊富なクリエートにぜひご相談ください。