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現場の裏側ブログ | 株式会社クリエート - Part 31

防音施工はただ遮る(遮音)だけでなく、音を吸収(吸音)とのバランスも大切になってきます。

この吸音の存在が無ければ、「音が響きすぎて頭が痛い。」または逆に「全く響かなくて、
弾いていても気持ちよくならない。」といった防音室になってしまいます。

今回は室内を良い響きにする、残響や吸音の役割、よくあるお悩みについてご紹介します。

 

▼よくある音のお悩みについて

 

ピアノなどの楽器練習用の防音室で、音が響きすぎて頭痛に悩まされています。

 

この場合は残響が長すぎるので、以下の方法で対処すると良いでしょう。

 

・吸音パネルを取り付けることで若干の効果はあります。
・壁や床、天井などの内装仕上げ材の見直しや、吸音構造にすると大きく改善されます。

 

楽器を弾いていても音が響かず、気持ちよく弾けません。

 

この場合は、残響が短すぎる(吸音が強すぎる)ので、以下の方法で対処すると良いでしょう。

 

・拡散体を取り付けることで、残響時間を調節することができます。
・部屋の形状を変形させることで、残響時間を伸ばすことができます。

 
コンサートホールでよく見かける天井や壁のデコボコは
音を増幅・吸音し、反響を調整しています。

 
防音リフォームの場合は、部屋の形状を変えたり音源からの距離を有効に使ったりできますが、
狭い組み立て式の防音室の場合は音響的に非常に不利な設計となるでしょう。

 

▼ちょうど良い響きとは

 

音は壁や天井にぶつかると一部は吸収され、一部は材質の固体の中を伝わり、
残りは反射してその空間の中に戻ります。
これが”残響”と言われるものです。
防音室施工では、残響が長すぎる場合は吸音させ、逆に短すぎる場合はもっと響かせることができるように
適切に吸音材を使用して残響を調整する事で、心地いい響きになります。

 

▼防音室の使い方や好みによってリフォームのスタイルが変わる

 

音の響きは残響が長い状態の「ライブ」と短い状態の「デッド」があります。
それぞれにあったスタイルにする事でより快適に過ごせます。

 

●ライブにあったスタイル

 

ライブは、吸音材を少なくしているので音の広がりが良く
コンサートホールや楽器を演奏する部屋、歌や声楽などを練習するカラオケルームなどに向いています。

 

●デッドにあったスタイル

 

デッドは、一般的に周波数が高く音の響きの持続が長い音源の楽器、場所などに適しています。
また、音が明瞭に聞こえるため、録音スタジオやテレワークの部屋、映画を観るためのシアタールームや、
高級レストランやホテルの寝室、談話室などにも向いています。

 
音を響かせて気持ちよく演奏したい方や、あまり響かず自分の演奏を知りたい方など、
自分好みに調整することも大切です。

 

▼まとめ

 

ピアノ演奏室やシアタールーム・・・どのような防音室を作るにしても、
響きまでこだわりたいですよね。
今の状態やお悩み、ご希望により施工方法は変わってきます。

 

楽しむための防音室を作るには、まずは専門業者に自身の想い・やりたいこと・好みなど全て伝えてみてください。
それに対しメリットもデメリットも全て答えてくれる業者が、あなたにとって信頼のおける業者となるでしょう。

 

クリエートではそれぞれの状況と一つ一つのお悩み、希望に沿えるよう対応をしています。
ぜひ、信頼できる業者を見つけ、思いきり演奏などが楽しめる防音室を目指してくださいね。

 

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