現場の裏側ブログ

2018年8月|記事一覧

もし、みなさんの自宅のすぐ近くに幼稚園や保育園ができる!という話が持ち上がったらどうしますか?

 

実際にニュースにもなってご存知の方も多いことと思いますが、地域に幼稚園・保育園ができることに自治体や地域住民が猛反対し、設立が延期・白紙撤回されたというケースが各地で報告されています。

 

共働きの多いこのご時世、保育園の待機児童問題も取り沙汰されている中で幼稚園や保育園が増えるというのは本来喜ばしいことなのですが、なぜ反対の声が上がるのでしょうか?

 

その原因はズバリ騒音問題。子どもたちのにぎやかな声やお遊戯の音楽が「騒音」に感じられるという理由です。

 

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子どもの声は騒音か

 

幼稚園や保育園など、子どもに関わる施設は「子ども施設」と呼ばれることがあります。小学校や学童施設などもそうですね。

 

子どもが元気に遊びまわれる世の中というのは非常に望ましいこと。子どもの声を騒音と判断するか否かというのは賛否が分かれる問題です。

 

音というのは感じ方に個人差が顕著にあらわれます。なにかひとつの音をうるさいと感じるかそうでないかは個人の感覚で異なり、一概に何が騒音であるかを判断しづらいものです。

 

「子どもたちは社会の宝なんだから、地域住民も協力すべき。騒音扱いすべきではない!」という意見もあれば「たとえ子どもの声でも煩わしいのに変わりはない、平穏な暮らしをを脅かされたくない!」という意見もあり、どちらが間違いか正しいかを決めるのは酷なこと。

 

子どもの声は騒音か?というのは、簡単には答えの出ないとても難しい問題なのです。

 

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裁判になった実例も

 

実際に関西では、保育園の近所に住む住人の男性が「保育園の“騒音”のせいで日常生活に支障をきたしている・平穏な生活が乱された」として、保育園の運営団体に対して訴訟を起こしたことがありました。この男性は保育園の門の数十メートルほど先に、開園前から暮らしていたそう。

 

この保育園は開園に際して近隣住民と騒音対策について協議をかさね、防音壁を建設したり一部の住宅の窓を二重窓にするなどの防音対策をとっていたそうですが、それでもこの男性には保育園の音は「騒音」に感じられたということになります。

 

判決は男性側の敗訴。判決理由は「国が定めた騒音基準を上回らず、限度を超えているとは言えない」というもの。最高裁まで持ち越されましたが、判決が覆ることはありませんでした。

 

この件は報道やインターネット上でも話題となり物議をかもしました。子どもが騒がしいのは当たり前なのだから見守るべき・うるさいことに変わりはないのだから騒音に感じてしまうのも仕方がない、と多様な意見が交わされていました。

 

 

地域共存と騒音

 

幼稚園だけでなく、近年さまざまな「騒音クレーム」により地域行事が減っている、という話も耳にします。小学校の運動会やその練習・地域のお祭り・花火大会・除夜の鐘など・・・

 

地域がにぎわい子どもたちが元気に遊ぶ社会は理想的ではあります。しかし、それが毎日のように連続して続けばどうでしょうか。仕事でくたくたになっているときも、ゆっくり眠りたいときも、静かに過ごしたいときもあるでしょう。

 

「うるさいけどお祭りがなくなったら地域の人がかわいそうだ・・・」「クレームを言って厄介な人だと思われたくないな」「子どもが元気なのはいいことだから我慢しなくちゃ・・・」と考えたことはありませんか?

 

自分の住んでいる地域が活気にあふれ、子どもたちがのびのびと過ごせるというのは誰にとっても望ましく、嬉しいことです。そんな中、自身の中に生まれてしまった「それらを煩わしく感じる自分の感情」に良心の呵責を覚えてしまう人も多いと言います。

 

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生活環境の整備が地域を守る

 

子どもたちを守り、地域のふれあいを守り、自分の生活環境も守っていく。そんな環境を整えることこそが社会がより良いものになっていく第一歩になるのではないかとクリエートは考えています。

 

にぎやかな周囲の音から家族の生活環境を守っていくための防音・遮音対策がその大きな方法のひとつです。近所の音も子どもの声も本来ならば発せられるのが当然のもの。それが日常をおびやかしてしまうことで人はそれを「騒音」と感じるようになります。わずらわしい「騒音」でなければ気になることはありませんし、平穏な環境を維持することができるのです。

 

音を「騒音」にせず、環境を守っていくために防音・遮音対策はとても重要。一生の住まいと生活を守っていけるものです。

 

何かと手間のかかるイメージのある防音・遮音対策は、ご自宅のリフォームのタイミングが大きなチャンス。リフォームをお考えの方はぜひ、防音・遮音対策をリフォーム項目のひとつとして検討していただくことを、クリエートは強くおすすめしています。

 

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まとめ

 

子どもたちは元気にのびのびと過ごし、季節のイベントで地域が盛り上がる。とても素敵な環境だと思いませんか?

 

地域が元気であるためには、やはりそこに住む人々の力は欠かせないものですよね。社会のためというと少し大げさな気もしますが、自分の街を楽しみ、愛していける環境づくりこそが、誰もが住みやすい日本をつくっていくのではないでしょうか。

 

 

わたしたちが生活を営むうえで「音」は必ず発生するものですし、住宅街や集合住宅に住んでいる以上「周囲の音」が全く聞こえない環境というのはありえません。

 

生活と音は切っても切れない関係にありますが、騒音はあってはならないもの。

 

騒音から身を守る大切さについてお話しつづけていますが、今回は初心に戻り「音の仕組み」を理解して騒音対策についてを考えてみましょう。

 

 

 

音のしくみ

 

音がどうやって発生しているのかというと、粒子の振動です。

 

人間の声というのも、まず声帯が振動することによって「声」が発生し、声帯から出た声が大気中の粒子を振動させることによって相手の耳に伝わっています。そして相手の耳の鼓膜が振動し、声として聞こえるようになります。

 

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騒音の伝わり方

 

家の中に音が伝わるルートにはおもに3種類あります。

 

①空気の振動

 

家の外から聞こえてくる動物の鳴き声や外で遊ぶ子どもたちの声・お隣のテレビ・話し声や電話の音などの生活音・お祭りの音などがおもに空気を伝わって聞こえてくる外部からの騒音です。

 

外部で発生した音が空気を振動させて伝わり、外と繋がっている玄関や窓から家の中に入ってきます。

 

外の音が煩わしいなと感じた時、窓を閉めると音は小さくなりますよね?外からの空気の流入を防げば、それだけ空気を振動させながら入ってくる音が小さくなるからです。

 

しかし外のからの空気を100%シャットアウトできるわけではありませんので、家のすぐ近くで発生している騒音などは十分に防げない場合があります。

 

 

②物体の振動

 

戸建ての上の階やマンションなどの集合住宅の上下・左右の部屋から伝わってくる、足音や何かを落とした時の音・掃除機をかける音や家電製品のモーター音・お風呂やキッチンの水回りの音などです。

 

空気を伝わってくる音は、空気の流入源を断つことである程度は防ぐことはできますが、物体の振動によって伝わる音は窓やドアを閉めても全く効果がなく、なかなか対策がしづらいのが特徴です。

 

それどころか、外からの騒音が窓を閉めたりして少し静かになると、逆に家の中に響き渡る物体の振動で伝わる音が気になり始める問題という問題があります。

 

 

③空気・物体の両方の振動

 

近くの道路を大きなトラックやバスが通る音・電車や飛行機の音・近所で行われている工事現場の音などがおもに挙げられます。

 

大きな車体や工事に使う機材などは音も大きく、振動も同時に発生させていることがほとんど。空気の振動によって伝わっている部分の音は、部屋を閉め切ればある程度防げますが、振動によって発生している部分の音はそうはいきません。

 

家全体・マンションの部屋全体を振動させている場合が多いので、これらの音に悩まされているご家庭が多いのが現状。工事などの場合は期間限定ですが、近くに大きな幹線道路や電車の駅・空港などがある場合にはこれらの騒音が日常化し、深刻な騒音問題になっているケースがあります。

 

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騒音を防ぐ方法

 

騒音はストレスとなってわたしたちの体に悪い影響を及ぼし、時には深刻な健康被害につながるケースも。

 

音は空気や物体を振動させて伝わるものです。かといって外部からの空気の流入を完全にシャットアウトしたり、物体の振動を完璧に防ぐことは不可能ですよね。極力部屋の気密性を高める・振動が伝わりにくくするという方法が防音・遮音対策となります。

 

自分でも簡単に防音対策がとれるグッズがホームセンターなどで販売されていて、一定の効果は期待できますがやはり完全なものではありません。

 

騒音から生活を守るための一番確実な方法は遮音・防音の工事だといえます。

 

 

遮音・防音工事について

 

とはいっても、遮音・防音の工事だけをするというのはなかなか難しいものです。

 

ご家庭のリフォームをお考えの方には、ぜひ遮音・防音で「生活環境を守る」ということを考えていただきたいと思います。リフォームが大きなチャンスなのです。家族みんなが暮らしやすく、落ち着いて生活できる環境を作ることこそ「リフォーム」。生活をより良いものに向上させ、快適に暮らせる環境をつくり、守っていくことこそが妥協のないリフォームです。

 

騒音を完璧に家の中に入れなくすることは不可能ですし、音をなくす環境はつくれません。しかし、音を遮って快適にすることは可能なのです。

 

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まとめ

 

音の伝わるメカニズムを知ることで、防音・遮音についてのイメージが湧いてきたでしょうか。

 

みなさんは普段、どのような騒音が気になると感じているでしょうか?ご近所のペットの鳴き声・マンションの上の階の住人の方の足音・二世帯住宅でのお互い家族の生活音など、暮らしている環境やライフスタイルによって、音に対する感情は様々なことでしょう。

 

音の性質を知れば、どのように対策をとればよいかが分かってくると思います。マイホームでこれからも家族と快適に暮らし続けていくために、クリエートに防音・遮音についてぜひご相談ください。